今年は全国的に紅葉が遅れているので、毎年10月末から11月初めの吾妻渓谷の紅葉も遅れているはず、とふみ、11月第三週に行ってみました。
ちょっとピークは過ぎていましたが、場所によってはまだまだ楽しめました。
写真は吾妻渓谷の名所、鹿飛です。水面が狭く見えます。
鹿飛の名は水流にも崩れず固い地質の岩が両岸から迫っていて、鹿が飛んで渡れるくらい狭いから、という理由だそうです。
夏ですと葉に隠れてよくわからないのですが、紅葉もピークを過ぎると本当に間隔が狭いのだということがわかります。
そそり立つ巨岩、大蓬莱の上の木も落葉しはじめたので、岩のシルエットがはっきりわかるようになってきました。
春から夏にかけては葉に隠れて見えなかった渓谷沿いの階段が見えています。今は通行できませんが、昔の人が歩いていた古道の一部です。
紅葉が終わるとひっそり静まりかえる吾妻渓谷ですが、落葉後にしか見えない風景が沢山あります。
12月末ごろから積雪や凍結で隠れてしまうところも多いので、是非今のうちに観にいらしてみてくださいね。