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オトシブミの季節になりました

京王線高尾山口駅から東高尾山稜の四辻に向かう谷沿いの道。

狭い道ですが、四季折々に様々なものが見られるのでよく歩いています。

今回見つけたのは、エゴノキにぶら下がる、葉っぱの巻物。

これを見ると『晩春』『初夏』という言葉が浮かびます。

 

これはエゴノツルクビオトシブミという虫がつくった、幼虫のための住みかです。

この葉っぱの巻物の中には、卵が1個入っていて、時期が来るとふ化した幼虫が中の葉っぱを食べて育ちます。

こんな小さな虫ですが、器用につくるものなのですね。